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3.2002年4月18日〜28日
たくましく生きる

4月18日(木)
このところ、見かける赤ちゃんカマキリの数がめっきり減った。
と思ったら、カマキリたちの住処のあちこちにこんなクモの姿が見つけられた。
捕食された兄弟も多いのだろう。
成虫になってこそ昆虫界のピラミッドの頂点に立つ彼らも、小さく弱い幼虫時代は食べられる立場なのだ。
初夏のような強い陽射しが照りつける。
イチゴの葉の上にくっきりと落ちた実の影と小さなカマキリの影。

4月20日(土)
花園で。
カマキリが歩いても止まっても花は揺らぎもしない。

4月22日(月)
毎日庭に出るたびに、小さなカマキリたちを探します。
あんなにたくさん生まれたカマキリなのに最初の1週間を過ぎた頃からぐっと見かける数は減りました。
気温が高くなって他の虫たちの動きも活発になり、小さくか弱いカマキリの赤ちゃんたちは捕食されてしまったのでしょう。
それでも、イチゴの葉っぱの陰や茎の伸び始めたビオラの花の上に、いつも彼らはいます。
思いがけなく遠いところで(とは言っても狭い庭の中なのですが)見かけると
「よくこんなところまで勇敢にやってきたね。」と、ほめてやりたくなります。

彼らの大きさは、生まれた頃とほとんど変わっていません。
たくさんの赤ちゃんカマキリが卵からわらわらと孵り旅立っていくのを見た夫は
「これから日に日に大きくなるんやろうな。」と目を細めていましたが、そんなことはないのです。
猫の子や、インコの雛ならそうなのでしょうけれどね。
なぜならばカマキリは昆虫、脱皮しないと大きくなれないのです。

最初の孵化から3週間以上がたちましたが卵から出た直後の脱皮以来、彼らはまだ脱皮をしていないようです。
毎日せっせとアブラムシや小さなクモを捕らえ体力を蓄え、小さな体の中からエネルギーがはちきれそうになってやっと皮を脱いで一回り大きくなるのでしょうね。

まだまだ先は長いです。
秋の終わりに子孫を残すまでの長いサバイバルレースです。
それまで庭の守り神として生き生きと活躍してくれる彼らを私もそっと見守っていきたいと思います。

4月22日付「ひとりごと」より

4月23日(火)
パンジーの葉の上に立つ小さなカマキリには、この庭も広い世界に見えるのだろうか。

4月24日(水)
一番多くのカマキリが住んでいるイチゴの葉の上では兄弟同士がよく出会う。
お互いをそんなに気にしていないようだ。
宿根アリッサムの葉の上でお食事中。
アブラムシを食べていた。

4月28日(日)
デジカメが故障したので一眼レフで、花の上のカマキリを覗いてみた。
緑や紫の中に溶けこんでしまいそう。

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