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4.2002年5月1日〜
脱皮

5月1日(水)
いつものイチゴの葉っぱの上にいつものチビカマ。
あれ?よく見ると体の大きい子がいる。
そばにいる兄弟たちより明らかに一回り大きい。
脱皮したんだね。
成長したんだね!
他の兄弟たちもがんばれ、がんばれ。
元気に大きくなあれ〜!(2齢幼虫)

5月4日(土)
初夏のような陽射し。
ピカピカ光るイチゴの葉の上で彼らは元気。
暑いのは大歓迎!

5月6日(月)
お客さまが庭に見える。
あわてて掃除をしていると立水栓の後ろの壁にチビカマが1匹いた。
「あぶないよ。濡れちゃうよ〜」と、声をかけながらよく見ると彼の体の色がなんとなくいつもと違う。
薄く緑がかった灰色みたい。
脱皮して、少し大きくなって体の色も大人に近づいてきたのかしら。
場所によって体の色が変わってくるのかしら。
なんだか涼しそうな色だった。

5月11日(土)
デジカメが修理から帰ってきた。
朝一番のカマキリの写真!
体のふちがやっぱり緑がかってきている。
頭でっかちの子ども体型からすらりとした少年体型になってきた。

5月12日(日)
パンジーの鉢に住むカマキリも少し遅れて大きくなった。
ほんのり緑がかった体の色がパンジーの紫とよく似合って涼しげに爽やかに見える。
ヘリクリサムの葉っぱにチビカマの死骸!?
と思ったら、脱皮した抜け殻だった。
背中には脱いだ切れ目がある。
まるで大股で走っているよう。
手に取るとかさかさとちぎれて風に飛んだ。

5月13日(月)
細かい雨の降る朝。
ぱっと見てもカマキリたちの姿はない。
濡れるのが嫌いな彼らは大きなイチゴの葉の下で雨宿りをしていた。
ここの下はどこより安心。
昼過ぎ、葉っぱの下を覗き込むと1匹のカマキリが両手に何かを捧げ持って悠々と歩いていた。
見るとイチゴの葉についていたチュウレンジバチの幼虫だ!
イチゴの葉に守られて、イチゴの葉を守っている。
アブラムシもせっせと食べてくれるので、かわいい白イチゴの実も順調に大きく育ってきた。

5月14日(火)
今日は気持ちよく晴れた。
多くのカマキリが葉っぱの上で陽射しを浴びている。
動きも活発だ。
葉の上で出会った兄弟。
お互いに動きを目で追っている。
今のところ、共食いを目撃したことはないが、そのようなことも起きるようになるのだろうか。
花壇のまだ細いヒマワリの茎に、違う種類のチビカマを見つけた。
大きさは1cm足らず。
アリと見紛うほどの小ささだ。
黒い体に白い線が入っている。
コカマキリの子どもだろうか。
この庭で生まれたのだろうか。
私のカメラから逃れるように、ひょいっとヒマワリから飛び降りて身軽にすたすたと歩いて行った。
あまりの小ささに彼の行く末が心配になった。
大きく育ったチビカマたちに見つからないといいけれど…。

5月15日(水)
薔薇の葉の上にも彼はいた。
チュウレンジの幼虫やアブラムシを食べてくれている。
何を見つけたのかイチゴの上で構えて体の動きをぴたりと止めた。
ほらほら、足元のイチゴの萼にアリがいるよ。
パンジーの鉢の上には2匹住んでいる。
彼らはイチゴの葉の住人に比べて体が小さい。成長も遅い。
食料が少ないためではないだろうか。
アブラムシはすべて食べ尽くした。
鉢はスタンドの上なので通りかかるアリもいない。
たまに来るアブや羽虫を待つだけ。
そのうち見切りをつけて住処を変えるのだろうか。
「大丈夫だよ」と言うようにこちらを見た。

5月19日(日)
今年初めて咲いたポピーの上に、早速カマキリが陣取っていた。
花に来る虫を待っているのかしら。
白い花の上にいると、体が緑になったことがよくわかる。

パンジーの鉢から2匹はいなくなっていた。
やっぱり見切りをつけて、他の場所へと移動したようだ。
パンジーにはアブラムシ1匹いず、虫食いひとつない。
2匹のカマキリがずっと守ってくれていた。

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