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5.2002年6月9日〜6月19日
成長の雨季
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| 6月9日(日) | |
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大きくなった。 測ってみると4.5cmあった。 でも個体差があって小さいものは約2.5cm。 たぶん脱皮1回分の差、そして雌雄の差だろうか? 体の色はすっかり草と同じ緑色。 完全な保護色だ。 |
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カメラを向けると精悍な顔でこちらをにらんだ。 もう「チビカマ」だなんて呼べない。 一人前のカマキリの表情をしている。 |
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| 6月11日(火) | |
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左のカマにまだもがくアリを掴み、体をゆするながら悠々と歩いてきた。 アリは逃げようと体を動かしていたが、しっかりと挟まれたカマはびくともしない。 |
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気に入った場所に腰を落ち着けると、食事タイム。 しばらくして見に行くと食事は終り、アリの足が1本だけ落ちていた…。 |
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| 6月13日(木) | |
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梅雨寒の日が続く。 カマキリは雨を逃れるように葉の下でじっとしていた。 カマを葉の上に投げ出すように置いてうなだれているように見える。 寒いので体が動かないのかな? 触れてみるとゆっくりした動きで、さらに葉の下の方へと隠れた。 |
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| 6月17日(月) | |
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午後、あまりのダンゴムシの多さに、袋を持ってダンゴムシを集めていると、カマキリが脱皮しているところに出会った。 袋の中でカサカサと音を立てるダンゴムシはそのままに、早速観察することにした。 一番危険な脱皮の瞬間に外敵(私)に見つかってカマキリはあわてたように、抜け殻を体につけたまま移動した。 ごめん、ごめん。 驚かすつもりじゃなかったのよ。 |
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私が見つけたときにはほとんど脱皮は終わっているところだった。 柔らかい新しい体は透き通って、おなかの中まで見えるほど。 この柔らかいうちに体は大きくなる。 最後にお尻を反り返らせて、抜け殻を落とした。 |
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その位置でさかさまにぶら下がり、体が伸びて固くなるのを待つ。 みずみずしい色の透明感のある脱皮したての体は美しかった。 脱皮直後の体長は約4cm。(3齢幼虫?) |
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脱ぎたての殻。 カマのギザギザ、目玉から口、触覚まですべてがみごとにそろっている。 欠けた足があれば、脱皮のときに再生されるそうだ。 それにしても、体のすべてを脱ぐって大変なことだろうな。 脱皮の失敗で死ぬことが多いと聞く。 またこのときは無防備でとても危険なのだ。 今度機会があったら、脱皮を初めから観察してみたい。 |
| ダンゴムシを捕まえているとビオラの花首にこんな小さなカマキリを見つけた。 色、形、雰囲気からしてオオカマキリとは違うように思う。 コカマキリの幼虫だろうか? ほかに仲間は見当たらないのだが、この庭で生まれたのだろうか? 身体測定をさせてもらうと体長は約1.2cm。 すでに大きくなったオオカマキリの幼虫たちに見つかったらすぐに食べられてしまいそう…。 この子も無事に大きくなれますように。 |
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| さらにもっと小さなカマキリも見つけた。 お尻を反り返らせているところ、足の縞々などから見てハラビロカマキリの幼虫かもしれない。 体長は約0.6cm。 孵化したてのオオカマキリの幼虫よりも小さい。 それでも一人前にファイティングポーズで構えたりする。 ものさしからひらっと飛び下りてあっという間に草むらの中へ走り去ってしまった。 |
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| 6月19日(水) | |
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8日ぶりに太陽が顔を見せた今日はカマキリも気持ちよさそうに活発に動いている。 いつもは草むらにいる1匹のカマキリが、意気揚揚と家の壁を登っていくところを見かけた。 こんな壁に獲物がいるのだろうか? 何か目的があるのか、確信を持った足取りですいすいと登っていく。 クリーム色の壁にいると、緑のこの体はとてもよく目立つ。 鳥などに見つけられないかかえって心配になるほど…。 |
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ついに2階のバルコニーとの境目まで登りつめた。 よく目を凝らして見ると、サナギになるために這い登って体を固定し始めたモンシロチョウの幼虫と向き合っていた。 まさかそれを食べるつもり? カマキリは動くものしか食べないと言うが、じっとしている幼虫がどうして獲物だとわかったのだろう。 色でわかったのだろうか? それともわずかな動きを見逃さなかったのかな? さてモンシロチョウの幼虫の運命はいかに? しばらくして見に行くと…あぁ、やっぱり食べていた。 キッチンガーデンのルッコラやチンゲンサイを食べることを見逃してやったモンシロチョウには、せっかくなら無事に羽化してもらいたかったけれど仕方がない。 人間にとってのイヤな虫だけ食べてもらおう、と言うのはそれこそ虫がよすぎるのだから。 うちのルッコラなどを食べて育ったモンシロチョウの幼虫たちは、今続々と蛹化のためにこの外壁を這い登っているが、みなカマキリの餌食になってしまうのだろうか。 それがちょっと心配。 少しは羽化してくれるといいのだけれど。 それにしてもカマキリたちは大きくたくましく成長したものだ。 このカマキリの体長は6cmあった。 獲物もそれに比例して大きくなってきた。 |
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