ピピのアルバム 3

発病、入院、そして…

よくおもちゃで遊んでいるのですが
ふと気がつくと、疲れたような表情を見せるのです
ちょっと元気がないみたい

(03.12.6.)
かごの外に出しても、あまり活発には遊びません
いつもなら、高いところにとまっているのに
かごの上を歩き回るくらいなのが心配

(03.12.6.)
そして、ふくらんだままうつらうつらとしているのでした
ペットヒーターで温めましたが、ふくらみがとれないので
翌日の獣医さんの予約を取りました

(03.12.6.)
ずっと体重があるはずのべべよりもふくらんで見えます
べべと遊ぶのは、これが最後となってしまいました

(03.12.6.)
獣医さんの待合室で不安そうなピピちゃん
お医者さまがきっと治してくれるからね

でも思ったよりも病状は重く
すぐに入院、ICU入りとなってしまいました

(03.12.7.)
入院して3日目の面会のとき
少し食欲が出てきて容態は安定している
と言う先生の言葉に胸をなでおろしました
しっかり食べて、元気になってね

私の姿を見ても、何の反応も示さないのがちょっと寂しい
あなたが会いたい人はどこにいるのでしょう
見つけてあげられなくて、ごめんね

(03.12.10.)
その2日後の面会のとき
ピピちゃんの容態は一進一退
それでも自分で餌を食べるようになったとのことで
とても嬉しく思いました


(03.12.12.)
私の目の前で、粟を食べてくれました!
よかった、大丈夫だね
そして、あのかわいい声で
大きく「ピリリ!」と鳴いてくれたのです
大丈夫だよ!って言ってくれたのね
涙が出るほど嬉しかったよ


(03.12.12.)
まだ体はふくらんでいるけれど
フンの色も悪いけれど
この調子で元気になっていこうね
またお見舞いに来るからね

でも、これが
私が見たピピちゃんの最後の姿になりました


(03.12.12.)
まさか、の電話があったのは3日後でした
急いで獣医さんに駆けつけましたが
間に合いませんでした

小さい箱に入れられたピピちゃんと家に帰りました
べべとジュジュと、そしておもちゃがいっぱいの
空っぽのかごが待っていました


(03.12.15.)
翌日、ピピちゃんのお葬式をしました
ピピちゃんが眠るその上には
アリウムとワスレナグサを植えました

短い間だったけれど
ピピちゃんと暮らせて楽しかったよ
ありがとう
花が咲くとき、また会えるよね


(03.12.16.)



ピピちゃんの直接の死因は肝障害による脳神経症状でした
その肝障害の原因はよくわかっていません
なにか食物による中毒なのか、肝臓の病気だったのか…
獣医さんでは、肝臓がかなりぱんぱんに腫れていたと言うことで、急な食物中毒よりは
慢性的な肝臓病、あるいは肝臓がんだった可能性の方が高い、とおっしゃっていました

うちに来る前から、ピピちゃんは病気だったのでしょうか?
病気を抱えたまま、前の飼い主さんのところを飛び出してしまったのでしょうか?
自分の命がわかっていて
それで一度大空を飛んでみたかったのでしょうか?

もっと早く獣医さんに連れて行けば、もしかしたら元気になったのかもしれない、
との後悔は残ります
まだピピちゃんは生後半年にも満たない子どもだったのですから…
前の飼い主さんも、どんなに心配していらっしゃったことか!
ピピちゃんもどんなにおうちに帰りたかったことか…

短い期間でしたが、かわいいピピちゃんと一緒に暮らせて楽しくて幸せでした
べべやジュジュも、若いインコを迎えて活発になったようでした
無邪気で陽気なピピちゃんがいるだけで
家の中が明るくなりました
ピピちゃんも、とても楽しそうに見えました
この3週間、みんなみんな幸せでした

今、ピピちゃんは風になり、自由にどこへだって行けます
生まれたおうちや、前の飼い主さんにだって会いに行っているのでしょうね
そして私のそばにもいつも…

天使のようなピピちゃん、私のそばに来てくれてどうもありがとう
またいつか、どこかで会いましょう