そして…
2002年から2003年にかけての冬
2002年の年末、私はインフルエンザにかかって寝込んでいました。
クリスマスにもどこも行けず、年賀状書きも大掃除もできず、ただ熱が下がるのを待つだけでした。
そんなある日、寝込んでいる私に「花が届いているよ」と夫が声をかけました。
ふらふらしながら起き上がり、リビングに入ると大きな箱が。
八丈島の友だちからの贈り物でした。
箱を開けると「この花は青くないけれど、トトちゃんのところに植えてね」と
メッセージカードが添えられたキルタンサスの鉢が出てきました。
すっと首を伸ばした淡いアプリコットピンクの花が、もういくつも咲いていました。
それをブールドネージュの足元に植えました。
土ばかりだったトトの庭がぱぁっと明るくなりました。
間もなく年が明け、トトのブルーガーデンにも春の兆しが見え始めました。
青銅色の小鳥を囲むように、球根の芽が出てきたのです。
それはとてもかわいい眺めでした。
そして希望に満ちた、わくわくするような嬉しい眺めでした。
そのあと、苗床で育っていた花の苗たちも仲間に入り、
トトのブルーガーデンはだんだん若い緑で埋まってきました。
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かわいいキルタンサス。 |
元気な球根の芽たちが
小鳥を取り囲みます。 |
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2003年の早春
3月に入り、ブルーガーデンに今年初めての花が咲きました。
一番乗りは、シラー・シベリカ。
目が覚めるような美しい青でした。
そしてかわいいヘリオフィラ、それにクロッカス・ブルーパールが咲き出しました。
秋にいっぱい種まきをしたパンジーやビオラたちも咲き始めて、賑やかな春はもうすぐそこまで…。
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青い花たちが咲き出しました。
シラー・シベリカ、ヘリオフィラ。
セリンセもつぼみを覗かせて。
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クロッカス・ブルーパールの
つややかな透明感のある青を見ていると
気持ちがシンと落ち着きます。 |
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シラー・シベリカとプシュキニア・リバノチカが咲いて。
まるで妖精たちが舞い遊んでいるかのよう。 |